はじめての婚活パーティー②
(①のあらすじ)
男性としての市場価値が毎日底値を記録しているアラフォ
どうも、makです。ゴリラの血液型はすべてB型と言いますが…今回はA型独身男子のお話です。
婚活パーティー当日。
会場探してさまようmak。
…
…
…
見つけたかもしれない……が、なんだろうこのあやしい雰囲気。
立て看板「◯◯パーティー会場へようこそ!」
…道端に突然存在する立て看板。
他に看板もないが、本当にここで合っているのだろうか。
あやしさ満点だが、虎穴に入らずんば虎子を得ず!
とりあえず、中に入ってみるとする。
いざパーティ会場へ!
ザッザッザッ…(ドラクエの階段を降りる音)
階段を降りると重厚な扉。
開けた瞬間!!!
…
…
…
帰ろうかと思いました(ToT)
mak(何これ)
そこには…かつて見た牧場のようにギッチリ並んだイスに腰かける男女の姿。
一斉に向けられる好奇の目。
自分も今からこの中に入るのかと思うと…もうそれだけでそれだけで…
(写真はイメージです)
気分はすっかりドナドナですが、ここまで来て帰るのもなんなので、
入口の人に身分証見せてお金を払って…
パーティースタートです。
運営者「makさん、あなたは今日は5番さんです」
…番号で呼ばれるとは、ここは本当に牧場か?
楽しい婚活パーティー
そんなこんなでついにはじまってしまった婚活パーティー。
まずは運営者による概要説明。
うんたらかんたら言ってましたが、どうやらざっとこんな感じっぽいです。
- 全体概要説明
- 地元自治体代表者あいさつ
- シェフあいさつ
- 自己紹介タイム(2分間の回転寿司方式)
- グループ分けしてクイズ大会
- フリートークタイム
- 最後のアピールタイム
- 結果発表
これで約3時間の予定とか。
説明の後にさっそく地元代表者とシェフが出てきて、「この活動が地元貢献に…」とか「今日の料理はすべて郷土の…」とかいろいろ言っていましたが、何より耳に残ったのは、とにかく司会者が連呼したこの言葉。
「今日はとにかく楽しんで」
…楽しいの押し売りほど怖いものはない。
どうやら今日は「楽しい」婚活パーティーになりそうだ。
自己紹介、はじまる
とか妄想していたら、進行はすでに自己紹介タイムに。
ルールの説明があったが、どうやら回転寿司のように男性が女性陣を順番に回り、2分間で自己紹介をしていくらしい。
「おお、よくあるやつだ」と思ったのも束の間、正直まだ心の準備ができていないまま、自己紹介タイムがスタート。
「どうも、makです」
「◯◯です」
参加者は15名ずつ。
こんな感じで2分ずつ15名を回っていくのだが、とにかく2分が早い。
プロフィールシートを渡して、ざっと目を通しながら会話をする。
やってみてわかったのだが、この2分間に聞けるのはせいぜい2要素ぐらいってこと。
しかもだいたいどっちか一方がしゃべって終わりなので、ヘタすると自分のことだけしゃべって相手のことがまったくわからないまま終わることもある。
また、最初に聞いていた話と違うことも多かった。
・年齢
確か募集条件は「25歳〜40歳」と見た気がするが、実際には40代、50代もいた。ちなみに最年少は29歳(20代は一人だけだった)
・地元出身者だけじゃない
確か募集条件は「◯◯県出身者」と見た気がするが、実際には東京出身で「仕事でよく行く」「◯◯県が好き」など、参加条件があやふやな人たちもいた。
なので、プロフィールシートを見て「え!」と思うことが多く、それゆえに2分間が短く感じられたのかもしれない。
とはいえ、この自己紹介タイムで少しでも手がかりを残すべく、
みんなとにかくメモをとっている。
会話の端々からメモをとるその姿は、まるで面接官。
自分の一挙一動をメモされているようで落ち着かない。
自分もみんなを見習ってメモを取ろうとしたが…いったい何を書いていいのか。
とりあえず、少ない会話で印象に残ったものを書いていった。
「テニス」
「あべひろし」
「ブレイキングハット」
「タイ7時間」
……大丈夫だろうか。
とにかくこんな感じで進んでいったので、自分のプロフィールシート、空白でもまったく問題なかったです。
昨日悩んだ時間はいったい何だったのか。ちくしょい。
さぁ、誰を選ぶか!
そんなこんなでなんとか15名回り終え。
息をつくのも束の間、すぐに司会者から声がかかる。
「はい、では今の自己紹介で ”もう少し話してみたいなー" と思う番号3つに◯をつけて提出してくださーい、それで次のクイズのグループを作りますー」
マジっすかッッッ!番号ぉッ!?
ぎゃ、気になった人が何番かなんて覚えてないっすよ!
唯一手がかりになりそうなメモを見るけど…案の定まったくヒントにならない。
(気になった人は、その場で番号に印をつけておけば良かったッッッ!!!)
後悔先に立たず。
とりあえず「たぶんあの辺の番号だろう」と直感を信じて◯をつけるmak。
グループ分けの集計の間に配られる料理。
……どうなる、グループ分け!!!
(③に続く)