はじめての婚活パーティー③
(②までのあらすじ)
婚活パーティーのルールがわかっておらず、クイズイベントのグループ分けを決める大事な女の子の番号をヤマカンで書いて提出したmakだが…
どうも。普段着はUNIQLOのmakです。
本編に入る前に、ほとんどの人にはどうでもいいことだと思いますが、ここで少しだけ当日出てきた料理についてご紹介します。
ちょうど実際のパーティでも番号の集計中に料理が出てきたので、順番的にも少しだけ寄り道いいですよね、ね。
というわけで、今回出てきたのは我が地元◯◯県の食材を使った料理、
- バゲットに◯◯県の何か乗せ
- 野菜サラダ(たぶん◯◯県で取れたもの)
- ◯◯鯛を焼いたヤツ
- ◯◯生姜を肉かなんかで包んで揚げたもの
…などなど、参加費6,000円にしては、本当に美味しいものばかり。
とりわけ美味しかったのは「◯◯豚ロース肉のオーブン焼き」で、香草と塩加減の相性が絶妙かつ焼けた脂身がじゅわーっと口の中でとろけて跡形もなく消えていく…
…と、何がすごいかって、何せ料理が出る度に運営の皆様が大騒ぎ。
興奮しながら「これが◯◯魚のほにゃららなのね」とか「こんなに大っきい◯◯豚を見たの私はじめてー」とかもう騒いで騒いでみんなで料理の撮影大会。
あのー、番号の集計はどうなってるんすかね。
スタッフ全員こっち来ちゃってるみたいですが。
(と言いつつも、ちゃかり撮影には参加するmak)
さらに気になるのは、料理や飲み物を取りに行く人たちの待機列。
次の料理が来るのに下げられない皿。
そして狭い会場内を料理めがけて好き勝手に動く人の群れ。
もう身動きが取れなくて仕方ない。
そんな状態なんですが、おそらくですよ、おそらく本来であれば、今は食事&フリートークの時間としてお目当ての人に話しかけるのが正しい時間の使い方なんじゃないでしょうか。
だがしかし!!!
こんなカオスな状態を見逃せって!?
こんな最悪な段取りの中、笑って会話しろですって?
そりゃあ無理ってもんです!!!
はい、もうほんと予想通りの行動とっちゃいました。
「あの、料理これもう取り分けるんで、奥から回してもらっていいですか」
「飲み物はたぶんみんな並ばずに、男がまとめて注文したほうがいいっすよ」
「空いたお皿はどんどんまとめて厨房に持っていきますねー」
……というわけで!期待通り!!!
まっっっっっったく女性と適切な会話をしないまま!
無事、一度目のフリータイム、終了ッッッ!!!
…これってもちろん「狩人としては完全に0点」です。
この婚活という厳しい戦場で勝ち抜くためには!!!
やはり気になった女の子とは少しでも話すべきでしたが…
もちろん、その時の脳天気なmakはそんなことにはまったく気づかず!
むしろなんだかやりきった感で、ドキドキと集計の発表を待っていました。
そして、司会が読み上げます。
今後の展開を左右するグループ分けは…
(ドララララララ………ドン!)
見事!気になる女の子と同じグループになりました!!!
ヤマカン的中、チャンス到来です。
そんなグループのメンバーは、男3の女3。
「よし!クイズ1位とってやろうぜ!」と手に手を取り合う男たち。
男たちの狙いはひとつ……そう、実は
「3人全員、同じ女の子狙い」
さぁ!骨肉のクイズ大会、スタートです。
(④につづく)